📈 日経平均、史上初の7万円台に到達|71,053円・6日続伸で4営業日連続の最高値/円安は161円台へ突破・約52週ぶり高値圏/本日は米国休場・日本のCPI発表を控える
📌 日経が初の7万円台・6日続伸で最高値 / TOPIXも連日の最高値 / 米株は6/17のFOMCショックから6/18反発(ナスダック+2%) / 本日6/19は米国休場・日本5月CPIが8:30発表 / 今日の経済用語「実質賃金」
おはようございます、お金バイバイマンです。けさ、画面を見て思わず二度見しました。日経平均株価が、史上初めて7万円台に乗せたのです。6月18日(木)の終値は7万1,053円、前日比1,151円高(+1.65%)。これで6日続伸、終値ベースでは4営業日連続の史上最高値です。ここで一つだけ言葉を正確にしておくと、「続伸」と「連続最高値」は別物です。続伸は6日(6/11→6/18)ですが、史上最高値の更新は直近4日連続(6/15→6/18)。途中までは戻り基調で、最高値の更新が始まったのはここ数日、という整理になります。あわせて、為替が1ドル=161円台に突破し、約52週ぶりの円安・ドル高水準に。この円安が日本株の追い風になっている一方、私たちの家計には輸入物価という形で逆風にもなる――そんな両面を抱えた一日です。なお本日6/19は米国がジューンティーンスの祝日で休場、さらに日本では朝8:30に5月の全国CPI(消費者物価指数)の発表が控えています。順番に整理していきましょう。
🇯🇵 日本株式市場(6/18木 終値・初の7万円台・6日続伸/4日連続で最高値)
初の7万円台・6日続伸・4日連続最高値
連日で史上最高値
2.6%台で小幅上昇
日経平均は6月18日(木)終値で7万1,053円、前日比1,151円高(+1.65%)と大きく上昇しました。これで6日続伸(6/11→6/18)、終値での史上最高値は4営業日連続(6/15→6/18)です。前日までの米半導体株高や、中東情勢の緊張緩和への期待が支えとなり、買いが幅広い銘柄に広がりました。東証株価指数(TOPIX)も4,068.18へ上昇し、連日で史上最高値を更新。日経・TOPIXがそろって最高値という、裾野の広い上昇です。長期金利(新発10年国債利回り)はおよそ2.615%と、前日比でわずかに上昇し、2.6%台で推移しています。なお、この6/18の上昇は、前日(米国時間6/17)のFOMCタカ派ショックで反落した相場ではなく、その後の米半導体株の戻りや地政学リスクの後退を映した上昇である点は押さえておきたいところです。「FOMCで日本株が下げた」のではなく、その織り込みも経て上げに転じた、という時間軸の整理が大切です。
※終値ベースで表記(土日は休場のため含みません。6/13土・6/14日も含みません)。期間(6/3→6/18)は、6月8日に期間最安値6万4,024円まで下げたあと反発。6/15以降に最高値の更新が続き、6月18日は終値7万1,053円で史上初の7万円台かつ期間最高値、4営業日連続の史上最高値で終えました。チャートはおおまかな推移を示すイメージで、最安値・当日終値などの主要ポイントは確定値です。
🇺🇸 米国株式市場(米国時間6/18木 終値・FOMCショックから反発/本日6/19は休場)
米国市場は6月18日(米国時間 木)、3指数そろって反発しました。前日6/17のFOMCがタカ派的だったことで3指数とも約1%下げていましたが、この日は半導体株を中心としたハイテクが買い直され、ナスダック総合が+2.02%と大きく戻しました。S&P500も+1.17%。NYダウは+0.14%と小幅高にとどまりましたが、3指数そろってのプラスです。前日の「金利上昇→ハイテク売り」がいったん一服し、押し目買いが入った格好です。ただし、利下げ再開が遠のいた(年内利上げが意識される)というFOMCの中身そのものが変わったわけではないので、「悪材料が消えた」ではなく「いったん買い戻された」という距離感で受け止めておきたいところです。
本日はジューンティーンス(奴隷解放記念日)の祝日で、米国の株式市場・債券市場ともに終日休場です。したがって本日は米株・米金利の新しい動きは出ません。次の米国の取引は6/22(月)。週末をはさむぶん、海外発の材料は週明けにまとめて反応しやすい、という点だけ頭の片隅に置いておくとよさそうです。
💴 為替・金利・商品(6月19日 朝 JST時点)
6/19 朝 JST時点
本日は米国休場
為替は6月19日朝(日本時間)時点で、ドル円が1ドル=約161.4円と、ついに161円台に突破しました。約52週ぶりの円安・ドル高水準です。ユーロ円も1ユーロ=約185.0円と高い水準。米10年債利回りは6/18終値でおよそ4.44%ですが、本日は米国が休場のため新しい値は出ません。この円安は、輸出企業の採算改善期待などを通じて日本株の追い風になっています。一方で、忘れたくないのは裏側です。円安が進むほど、エネルギーや食品など輸入品の価格は上がりやすく、私たちの家計には時間差で物価高として効いてくる。「株は最高値、でも生活実感はそれほど明るくない」というズレの根っこには、この円安があります。商品市況では、WTI原油(中心限月=8月限)が反発し、1バレル=約76.9ドル(+約1.2%)。後述するイランの署名式を前に、トランプ氏が合意の最終性に不透明感を示す発言をしたことなどで買い戻しが入りました。一方NY金(8月限)は約4,234ドルで続落(-約1.5%)。イラン和平の進展で「有事の金」需要が後退し、安全資産が売られた格好です。
📌 本日(6/19)の注目イベント
本日朝8:30に、日本の5月の全国CPIが発表される予定です。市場予想は、生鮮食品を除くコアで前年比+1.4%(前回4月も+1.4%)。日銀が先日利上げに動いた直後だけに、物価の基調が落ち着いているのか、再び強まっているのかが注目されます。※本記事は朝5時台に書いており、結果はまだ出ていません。数字が出てから落ち着いて受け止めれば十分です。
イランとの和平の正式な署名式が、本日6/19にスイスで行われる予定です。報じられている枠組みは、署名後30日以内にホルムズ海峡の封鎖を解除し通行料なしで再開放、約3,000億ドル規模の復興基金、といった内容です。ただし、トランプ氏が6/17に「イランが行儀よくしなければ爆撃再開もありうる」と牽制しており、最終的な履行には不透明感が残ります。朝の時点で署名完了は確定していないため、「署名予定」「履行は不透明」という距離感で見ておくのが妥当です。
実質賃金(Real Wages)
実質賃金とは、受け取った給料(名目賃金)から、物価上昇の分を差し引いて計算した「実際の購買力」を示す指標のことです。たとえば給料が前年より2%増えても、物価が3%上がっていれば、買えるモノの量は実質的に減っています。この場合、実質賃金はマイナスです。株価が史上最高値を更新し、円安も進んでいる今のような局面でこそ、「景気が良さそう」という雰囲気と、「手取りで生活が楽になったか」という実感のズレが生まれやすくなります。そのズレを冷静に見るためのモノサシが、実質賃金です。本日発表される日本のCPI(物価の動き)とも直結する、家計目線の大切な指標です。
- 「実際の購買力」を示すモノサシ:名目の給料から物価上昇分を差し引いたもの。給料の額面ではなく、その給料で「どれだけ買えるか」を見る指標です
- 物価に賃金が追いつかないとマイナス:物価が上がっても、賃金がそれ以上に上がらなければ実質賃金はマイナス。数字の上では給料が増えても、生活は楽になりません
- 家計目線では「自分の実質賃金」を点検:株高・円安に浮かれず、自分の手取りが物価上昇に追いついているか、生活防衛資金が確保できているかを、いま一度たしかめておきたいところです
正直、日経が初の7万円台と聞いて、ちょっとソワソワしました。歴史的な数字ですし、画面の前で「ついにここまで来たか」と声が出ました。ただ、こういう「気が大きくなる」局面ほど、私はあえて一歩引きたくなります。だって今回の主役って、よく見ると円安161円なんですよね。株が上がる理由が円安だとすると、裏を返せば輸入物価で家計には逆風という話でもある。株の最高値と、財布の実感が噛み合わない──このズレを、最高値のお祭りで忘れたくないなと思いました。
だから私は、最高値だからといってペースを上げにいくつもりはありません。生活防衛資金は崩さず、積立のペースもいじらない。今日のCPIもイランの署名式も、結果が出てから腰を据えて受け止めれば十分で、一つ一つに賭けにいくものではないと思っています。中銀ウィークを終えて、利上げした日銀×タカ派FOMCという構図のなかでも、私のやることは結局変わりませんでした。分散して、長く、淡々と――地味だけど、こういう時こそそれが効くと信じて、私は慎重に見ていきたいです。
📊 きのう〜けさ(6/18〜19)の総括
本記事の数値・統計は、以下の公式・準公式ソースを2つ以上で照合して作成しています。
- 日本取引所グループ(JPX)公表データ(日経平均・TOPIX 終値)
- 総務省統計局(消費者物価指数 公表予定・市場予想)
- 日本経済新聞(電子版)
- Bloomberg
- Reuters(ロイター)
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。


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