📊 日経平均は126円安、でも一日の中では776円動いていました
🇺🇸 米国株は3指数そろって3日続落/🛢 原油は7営業日続伸で96ドル台/🕘 今夜はECB、明日は米CPI/経済用語は「四本値」
おはようございます、お金バイバイマンです。昨日の日経平均株価は126円55銭安の6万5,142円78銭で2日続落。静かな一日に見えますが、途中では776円35銭動いていました。米国株は3指数そろって3日続落です。
📊 終値は126円安、途中は776円(9/9水 終値)
前日より182円11銭安く始まったあと、前場に6万5,794円03銭(前日終値+524円70銭)まで上げ、午後に売られて14時32分に6万5,017円68銭の安値。高値と安値の差は776円35銭、終値の変化幅126円55銭の約6.1倍です。
※終値だけを結んだ線です。9月9日のように日中776円動いた日でも、線の上では126円しか下がりません。
この3営業日は1,378円高 → 1,130円安 → 126円安。動いた幅を足すと2,635円96銭ですが、9月4日の終値と比べれば121円84銭高いだけです。下げた理由は日本経済新聞の見出しで「原油高警戒、電線株買いは支え」(見出しのみ確認)。値下がり銘柄は920で全体の6割近くでした。
🇺🇸 ダウ405ドル安、犯人探しをしたら見つかりませんでした(9/9水 終値)
下げた理由は3つの配信元で一致していて、中東の緊張による原油高と米国の長期金利の上昇。金利のほうは、米財務省の国債買い戻しが最大60億ドルにとどまり期待に届かなかったそうです(共同通信・フィスコ・DZH)。
大きな下げ役がいそうなので、30銘柄それぞれが指数を何ドル動かしたかを自分で計算しました(株価の前日差をダウ独自の割り算の数=除数で割ります)。合計はちょうど−405.41ドルで公表値と一致。中身はユナイテッドヘルス−46.2、ゴールドマン・サックス−46.1、アルファベット−45.8と横並びで、1社だけ極端に悪い銘柄はいません。逆にIBMが+46.7と最大の押し下げ役を単独で打ち消しました。
💴 原油は7営業日続伸、円は153円台半ば
原油は7営業日続伸、終値としては5月下旬以来およそ3か月半ぶりの高値(共同通信)。米国とイランのホルムズ海峡周辺で攻撃の応酬が激しくなり、供給への警戒が続いています。通航が止まっているかどうかは、この記事の時点では確かめられていません。円は9日、152円95銭〜154円01銭を行き来しました(154円01銭はアジア時間、152円95銭は欧州時間)。
四本値(よんほんね)
その日の値動きを表す4つの数字のこと。始値(はじめね)・高値(たかね)・安値(やすね)・終値(おわりね)の4つです。
- ニュースがまず伝えるのは終値です:「126円安」は4つのうち1つの数字の話です
- 高値と安値の差がその日の激しさです:昨日はここが776円ありました
- 始値は前日の終値とつながっていません:夜のあいだの出来事が朝の値段に入ります
▶ もっとくわしく:四本値とは?終値だけでは見えない一日をやさしく図解
🕊 いまも続いている出来事(続報)
- 8月27日からの大雨と台風24号/総務省消防庁の第31報(9月9日17時)で、避難指示は31市町村・2万4,973人(岐阜県1万3,089人・大阪府1万1,884人)。前日まで愛知県に出ていた緊急安全確保は0、庄内川の氾濫特別警報も9日0時40分に注意報へ切り替わりました。避難や交通の情報は自治体と気象庁の発表をご確認ください。
- 別の災害/令和8年熊本地震は第64報(9月9日12時)で死者38人と変わらず。令和8年8月千葉豪雨は第20報(同)で死者13人・行方不明0人。消防庁の災害対策本部は9日12時に廃止。阿蘇山は噴火警戒レベル2のまま(気象庁)。
犯人を探しに行って、見つからなかった日でした。1社が悪いなら「その1社の話」で済みます。ですが下げた側が横一列で、どれか1社のせいにできないとなると、原因は会社ではなく金利や原油という外側にありそうです。気づいたのですが、9日の日経平均は前日比ではマイナスでも、始値よりは55円56銭高い。私が普段見ているのは前日比のほうです。同じ一日が、比べる数字しだいで上げにも下げにもなります。
📊 9月9日の総括
今日は10時30分に、金融政策を決める9人の一人である増一行(ます・かずゆき)日銀審議委員の福井県での懇談会と記者会見。日銀は6月16日の会合で1.0%に上げてから据え置き、次は9月17〜18日です。夜は21時15分にヨーロッパの中央銀行(ECB)の政策金利(0.25%の利上げ予想)。明日は日本のメジャーSQと、21時30分に米8月の消費者物価指数です。なお日経平均先物の夜間取引は、9日の先物の終値6万5,260円から900円安い6万4,360円で終わりました。
一次資料は出所をそのまま、ほかは原則2つ以上の配信元で照合。この記事の計算=日中の値幅776円35銭とその約6.1倍・始値と終値の差55円56銭・始値と高値の前日終値との差・3営業日の値動きの合計2,635円96銭と差引121円84銭・値下がり比率59.2%・原油の+3.25%・ダウ30銘柄の寄与度は、終値と四本値から計算。1つの配信元でしか確認できなかったもの=原油の続伸日数と3か月半ぶり高値(共同通信)。
- 災害=総務省消防庁 第31報(9月9日17時)・第64報・第20報/気象庁 防災情報XML
- 日本株=日経平均プロフィル公式CSV/日本経済新聞/QUICK配信(野村證券)/ウエルスアドバイザー/フィスコ
- 米国株・金利=共同通信/Yahoo! Finance/QUICK配信/フィスコ
- 為替・原油・予定=DZH フィナンシャルリサーチ/共同通信/oilprice.com/日本銀行
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。日本株・米国株・原油は9月9日(水)の終値または清算値、為替は9月10日朝6時台の値です。災害の情報は続報により変わります。


コメント