SQ(特別清算指数)Special Quotation
日経平均の先物やオプションの期限が来たとき、いくらで決着させるかを決める特別な数字。毎月第2金曜の朝に算出されます
💡 3行でいうと
- 日経平均そのものは売り買いできないので、「将来のこの日に、いくらで」という約束(先物・オプション)を売り買いします。その約束の期限が来たときに、いくらで決着させるかを決める数字がSQです。
- 算出されるのは毎月第2金曜の朝。その日の日経平均構成銘柄の始値をもとに計算されるので、終値ではありません。
- 先物とオプションが同時に清算される3・6・9・12月がメジャーSQ、オプションだけの残り8カ月がマイナーSQです。
🏁 たとえ話
友だちと「来月のスイカが3,000円を超えていたら、ぼくがジュースをおごる」という約束をしたとします。さて約束の日が来ました。ところがスイカの値段は、朝と昼と夕方で少しずつ違います。「今日のスイカの値段」を1つに決めないと、どちらが勝ったのか決着がつきません。そこで「その日の朝いちばんについた値段で決めよう」とルールにしておく——これがSQの考え方です。
実際の市場でも同じで、期限が来た約束を清算するために、その日の朝に「どうしても寄り付きで売りたい/買いたい」という注文が集まります。だからSQの日は、朝だけ値段が普段と違う動きをすることがあります。ただしそれは相場の向きが変わったからではなく、期限が来たから起きている事務的な売買という面が大きいところです。私は、この日の朝の値動きだけを取り出して意味を読もうとはしないようにしています。
📊 ちいさな図解
※SQの値は、その日の日経平均構成銘柄の始値をもとに算出されます(終値ではありません)。
⚠️ よくある勘違い
「相場の転換点」を示す数字ではない
SQの日に値段が振れるのは、期限が来た約束を清算するための売買が集中するからです。相場の向きが変わったサインとして読めるものではありません。
8月のSQは「メジャーSQ」ではない
先物とオプションが同時に清算されるメジャーSQは3・6・9・12月だけです。たとえば2026年8月14日は、オプションのみのマイナーSQにあたります。
終値ではなく「始値」で決まる
SQの値は、その日の225銘柄それぞれの始値から計算されます。そのため、その日の日経平均の終値はもちろん、寄り付きの値とも一致しないのがふつうです(すべての銘柄が同じ瞬間に寄り付くわけではないためです)。
※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
