四本値Four Prices / OHLC
その日の値動きを表す4つの数字。始値(はじめね)・高値(たかね)・安値(やすね)・終値(おわりね)
💡 3行でいうと
- その日の値動きを表す4つの数字のことです。始値・高値・安値・終値の4つで、あわせて四本値と呼びます。
- ニュースが「◯円安」と言うとき、まず伝わるのは終値です。途中でどこまで上がってどこまで下がったかは、この一言には入っていません。
- 高値と安値の差を見ると、その日が静かだったのか、激しかったのかが分かります。
🧗 たとえ話
山登りを思い浮かべてください。朝に登山口を出て(始値)、頂上まで登り(高値)、途中の谷まで下り(安値)、夕方に下山した地点(終値)。「出発点とほぼ同じ場所に戻りました」とだけ聞くと、平坦な道を散歩したように聞こえますが、実際は登って下りているかもしれません。高い所と低い所のどちらが先に来るかは、日によって違います。
2026年9月9日の日経平均がまさにそうでした。終値は前日より126円55銭安いだけ。ところが高値は6万5,794円03銭、安値は6万5,017円68銭で、その差は776円35銭ありました。終値の変化幅のおよそ6.1倍です。「静かな一日」と「激しい一日」の区別は、終値だけでは付けられません。
もうひとつ知っておくと便利なのが、始値は前日の終値とつながっていない、ということ。取引が止まっている夜のあいだに海外の相場やニュースが動くので、朝はいきなり別の値段から始まります。この差を「窓(まど)」と呼びます。
📊 ちいさな図解
※4つの数字を絵にしたものが、いわゆるローソク足です。始値より終値が高ければ陽線、低ければ陰線と呼び分けます(図は終値のほうが高い陽線の形です)。
📰 ニュースでどう使われた?
2026/09/10の記事で登場終値は126円安なのに日中は776円動いていた、という記事で登場しました →
⚠️ よくある勘違い
「値幅が大きい=大事件」ではありません
決算やSQ(特別清算指数)の算出日など、売買の都合で値幅が広がる日もあります。幅の大きさと材料の重さは別ものです。
高値・安値は「その値段で最後まで取引された」わけではありません
一瞬つけただけの値段も高値・安値になります。多くの人がその値段で売買できたとはかぎりません。
終値がいちばん軽い数字、という意味でもありません
その日の記録として残るのは終値で、投資信託の値段も終値をもとに決まります。終値は特別に大事な1つで、そのうえで残りの3つも見る、という話です。
※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
