📉 日経平均は2週で9.18%安、2週の下落率では2025年4月以来の大きさ

2026年10月24日(土)のお金バイバイマン経済ニュース(週のまとめ)のアイキャッチ画像。日経平均は10月9日から23日までの2週で9.18%下げ、2週の下落率では2025年4月以来の大きさだった。今日の経済用語は「VIX指数」。
WEEKLY RECAP · 2026.10.19(月)〜10.23(金)

📉 日経平均は2週で9.18%安、2週の下落率では2025年4月以来の大きさ

🇯🇵 今週はTOPIXも2.46%安/🇺🇸 恐怖指数VIXは19.45、終値でふだんの範囲内

日経VIは23日に38.25

おはようございます、お金バイバイマンです。今週の5日間で、日経平均は2,631円下げ、2週続けての下落になりました。先週の下げと合わせると、2週間で9.18%の下げです。2週間の下落率としては、2025年4月11日までの2週(9.52%安)以来の大きさでした(日経平均公式データから、この記事で計算)。23日の終値62,693円は、7月30日以来の安さです。

📉 今週は下げがTOPIXにも広がった(10/16→10/23)

日経平均(23日終値)
62,693.16
2週 ▼ −6,337.76円(−9.18%)
TOPIX(23日終値)
3,965.81
週間 ▼ −100.19(−2.46%)
東証グロース250(23日終値)
754.60
週間 ▼ −24.58(−3.15%)

今週は、東証の幅広い銘柄を映すTOPIXも2.46%下げ、0.95%安だった先週より下げる銘柄が広がっています。新興企業の多いグロース250は、先週の3.40%安に続いて3.15%下げました。23日は33業種のうち25業種が下がり、日米の長期金利の低下で銀行株も売られました(MINKABU PRESS・フィスコ・DZH)。

私はこう見る

23日、日本の「恐怖指数」とも呼ばれる日経VIは38.25、アメリカのVIX指数は19.45でした。元の株価指数が違うので、数字の高さは比べられません。そこで私は、週の初めからの動きを比べました。日経VIは16日の32.17から上がって7月30日以来の高さに(日経平均公式データ)、VIXは19.99から少し下がり、終値ではふだん動くことが多い10〜20の範囲です(CNBC・野村證券の用語集)。日経平均が4%下げた週に、不安は日本のほうで強まった、と私は読みました。

📊 今週のマーケット振り返り(起点は10/16終値)
指標10/23の値週間(10/16比)
日経平均62,693.16−2,631.13(−4.03%)
TOPIX3,965.81−100.19(−2.46%)
NYダウ52,215.16+212.75(+0.41%)
S&P5007,623.68−35.76(−0.47%)
ナスダック総合25,955.34−184.70(−0.71%)
ドル円(NY終値)156.871円15銭の円高
ユーロ円(NY終値)175.721円86銭の円高

💡 着眼点:アメリカは半導体株の指数SOXが週間で3.21%下げた一方、ダウは0.41%上げました(CNBC)。

NIKKEI 225 · 直近12営業日(10/7→10/23)
日経平均 直近12営業日チャート 2026/10/7〜2026/10/23 10月7日の70,036円から下げ、15日に3,318円安。16日に反発したあと再び下げ、23日は62,693円とこの12営業日の終値の最安で終えた 71,000 70,000 69,000 68,000 67,000 66,000 65,000 64,000 63,000 62,000 10/7 70,036 期間の最高終値 ★期間の最安終値 62,693 10/7 10/9 10/14 10/16 10/20 10/23

🇯🇵 日本株式市場(10月23日 金曜の大引け)

日経平均株価
62,693.16
▼ −214.68円(−0.34%)続落
東証プライムの売買代金
8兆9,383億円
今週の5日間で最も多い
日経VI(日経平均の先行きの振れ幅)
38.25
▲ +2.28(+6.34%)前日は35.97

23日は前日のアメリカのハイテク株安を受け、日経平均は一時1,445円安まで下げました。午後はAI・半導体株に買いが入り、下げ幅を214円まで縮めています(MINKABU PRESS・フィスコ・DZHフィナンシャルリサーチ)。大きく動く日の受け止め方は日経平均が1,000円動いた日のページにまとめています。

🇺🇸 米国株式市場(10月23日のニューヨーク終値)

NYダウ
52,215.16
▼ −652.82ドル(−1.23%)4日ぶり反落
S&P500
7,623.68
▼ −39.75(−0.52%)続落
ナスダック総合
25,955.34
▼ −53.52(−0.21%)続落

23日は中東情勢の緊迫が伝わって原油が上がり、物価と金利の上昇が警戒されました。下げが大きかったのはハイテク株ではなく、産業・消費・金融の銘柄が売られたダウです(MINKABU PRESS・フィスコ・DZH)。

💴 為替・金利・商品(10月23日のニューヨーク)

米10年債利回り(23日)
5.00%
16日は5.09%(米財務省)
ドル円(NY終値)
156.87円
16日の158.02円から1円15銭の円高
WTI原油(12月限・清算値)
103.27ドル
▲ +3.80(+3.82%)続伸

今週の円は、世界的な株安を受けた円買いと、アメリカの長期金利の低下で買われました(DZH・フィスコ・MINKABU PRESS)。23日の東京の午前には一時1ドル=156円08銭と、9月18日以来の円高水準です(DZH)。今週、財務相などの為替についての発言や介入の報道は見つけられませんでした。米10年債の利回りは22日に4.96%と5%を割り、23日は5.00%に戻しています(米財務省)。

📖 今日の経済用語(辞典155語目)

VIX指数(ブイアイエックスしすう)

アメリカの株価指数S&P500のオプションの価格から、市場がこの先の短い期間にどれだけの値動きを見込んでいるかを表した指数です(Cboe)。アメリカ版の「恐怖指数」とも呼ばれます(野村證券の用語集)。

▼ 押さえておきたい3つの視点
  • 向きではなく振れ幅:上げ下げの向きではなく、振れ幅の見込みを表します
  • ふだんは10〜20:先行きに大きな不安が出ると大きく上がる傾向があります(野村證券)
  • 今週は23日に19.45:取引時間中の高値は20.66でした(CNBC)

▶ もっとくわしく:VIX指数とは?アメリカの「恐怖指数」の意味と読み方をやさしく図解

🕊 いまも続いている出来事(続報)

  • 台風30号/今朝6時、与那国島の北北西約50キロでほとんど止まっていて、大型で強い勢力です。先島諸島の5市町村には今朝も暴風警報が出ています。23日には竹富町大原で、10月として観測史上最大の最大瞬間風速51.7メートルを観測しました(気象庁)。22日夜に宮古島市で女性1人が骨折の重傷を負い、23日午後10時には計1万5,520戸が停電していました(沖縄タイムス)。最新の情報は気象台と自治体の発表でご確認ください。
  • 秋田県の大雨/消防庁の第5報(23日7時30分時点)で、由利本荘市で亡くなった方が1人(災害との関連を調査中)。
  • 台風25・26号と前線による大雨/消防庁の第25報(5日9時時点)で死者17人。それ以降の更新は確認できていません。秋田県の大雨と台風25・26号などで亡くなられた方に、心よりお悔やみを申し上げます。
  • 地震・火山/23日から今朝まで震度4以上の地震はなく、噴火警戒レベルも変わっていません(気象庁)。

🗓 来週(10/26〜10/30)の予定

  • 27・28日(火・水)/FOMC(FRB)。結果は日本時間29日3時(DZHの予定表)
  • 29日(木)/21時30分に米国の7〜9月のGDP速報(米商務省経済分析局)。ECB理事会(ECB)
  • 29・30日(木・金)/日銀の金融政策決定会合。30日に展望リポート(日本銀行)
  • 決算/28日にアルファベットとマイクロソフト、29日にアマゾンとインテル(現地時間・MINKABU PRESSの予定表)

📊 今週の総括

週の主役
2週で9.18%安
終値は7月30日以来の安さ
日本株
TOPIXも2.46%安
先週の0.95%安より広く下げた
米国株
VIXは19.45
終値はふだんの10〜20の範囲
お金バイバイマンの一言

29日の未明にFOMC、30日に日銀と、来週は日米の会合の結果が続けて出ます。今週は株安の中で円が買われたので、私は2つの結果が出た日に、円がどちらへ動くかを見ておくつもりです。

📚 参考にした一次情報源

この記事の計算=2週の下落率(10月9日の69,030.92円→10月23日の62,693.16円)と2025年4月11日までの2週との比較(日経平均公式データの2023年以降)・週間騰落の7指標。

  • 日本の株=日経平均公式データ(日経平均・日経VI)/MINKABU PRESS/フィスコ/DZHフィナンシャルリサーチ/CNBC
  • 米国・為替・商品=米財務省/CNBC/Yahoo Finance/DZH/MINKABU PRESS/フィスコ
  • 予定・災害・用語=FRB/米商務省経済分析局/ECB/日本銀行/気象庁/総務省消防庁/DZH・MINKABU PRESSの予定表/沖縄タイムス/Cboe・野村證券の用語集

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。株価は10月23日(金)の終値、東証の大引けは15時30分です。ドル円とユーロ円はニューヨーク終値(DZHフィナンシャルリサーチの概況とMINKABU PRESSの四本値)。週間の騰落は10月16日と10月23日の終値から計算しました。原油は限月と清算値を明記しています。台風の情報は変わります。

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この記事を書いた人

「お金バイバイマンの経済ニュース」運営者。

月曜から土曜の毎朝、日経平均・米国株・為替などマーケットの動きを「なぜ動いたのか」まで追いかけて、図解つきでやさしく解説しています。"今日の経済用語"コーナーでは、ニュースに出てくる言葉を1日1語ずつ深掘り中。気づけば用語辞典は100語を超えて、いまも増え続けています。

じつは昔、SNSのキラキラした投資情報に憧れて、情報商材を買ってしまったことがあります。遠回りの末にたどり着いたのが「長期・分散・積立でコツコツ」。相場が荒れた日も、合言葉は「今日も何もしません」です。

朝の意見コラム『今朝の経済、私はこう見る』は、noteで平日の毎朝、連載しています。

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