📈 日経平均1,378円高、それでも値下がり銘柄のほうが多い日でした
💴 円は約半年ぶりの154円台/🇺🇸 米国は7日休場/⚠️ 伊豆諸島で大雨/経済用語は「騰落銘柄数」
おはようございます、お金バイバイマンです。昨日の日経平均株価は1,378円90銭高の6万6,399円84銭。この12営業日で最大の上げ幅です。ただ、東証プライム市場で値上がりした銘柄は4割。下がった銘柄のほうが多い日でした。為替は今朝、約半年ぶりの154円台です。
📈 下げ分はほぼ取り返した、でも中身は偏っていました(9/7月 終値)
日経平均は8月28日の6万6,405円56銭から4営業日で2,191円08銭下げ、そのあとの2営業日で2,185円36銭戻しました。下げた分はほぼ取り返した計算ですが、終値どうしで5円72銭だけ、8月28日に届いていません。「高値更新」と書きたくなる僅差です。
中身は、かなり偏っています。日経平均が2.12%上がった日にTOPIX(東証株価指数。日経平均と違い、会社の規模=時価総額で重みが決まります)は0.55%、上昇率に約3.9倍の開き。新興企業が多い東証グロース市場250指数はマイナス0.65%。下がった銘柄のほうが多い日に日経平均だけが2%上がったことになります。買われたのは半導体関連(日本経済新聞・フィスコ)。米マイクロンの先端メモリー増産が支えとされます(日本経済新聞)。日経平均は225銘柄の株価を足して割る仕組みで、1株の値段が高い銘柄が動くとよく振れます。NT倍率も15.85から16.09へ(上がるほど日経平均寄り)。
🇺🇸 米国株式市場(9/4金 終値・7日は休場)
7日はレーバーデー(労働者の日)で、ニューヨーク証券取引所もナスダックも休場。並ぶのは4日金曜の終値です。この日の米雇用統計は予想の5万人台を大きく上回る16万2,000人の増加。米国の中央銀行が利上げに動くとの受け止めで金利が上がり、3指数とも下げました。
💴 円が約半年ぶりの154円台、155円を割りました
7日の東京時間は155円台後半から156円台前半。欧州時間に155円を割り込み、一時154円06銭で、2月下旬以来、約半年ぶりの円高水準です(日本経済新聞)。155円は、4月末から5月と7月末からの計2度、国が円を買って円安を止めにいったのをはね返してきた水準です。理由の説明は割れています。日銀の利上げ観測、当局が円安を止めに来るとの思惑、中東情勢を受けた「有事のドル買い」の後退。一方で祝日で参加者が少なく値動きが大きく出ただけとの見方もあります。原油と金は4日の終値でWTIが91.48ドル(共同通信)、金が4,476.6ドル(日本経済新聞)。ただしユーロとドルの交換レートはほぼ動いておらず、ドル全体が売られたわけではありません。動いたのは円のほうです。
騰落銘柄数(とうらくめいがらすう/Advance-Decline)
指数は「いくら動いたか」、騰落銘柄数は「何社が上がって何社が下がったか」を見る道具です。昨日はこの2つが逆を向きました。
- 指数が上がっても全体とはかぎりません:一部の大きな銘柄だけで動きます
- 持ち株との体感差が説明できます:上がったのが4割なら、下がっている人のほうが多い日
- 方向がそろう日ほど勢いがある:指数と銘柄数が同じ向きかを見ます
▶ もっとくわしく:騰落銘柄数とは?指数が上がっても株が下がる理由をやさしく図解
🕊 いまも続いている出来事(続報)
- 記録的な大雨/9月7日、東京都の新島村・大島町・利島村に土砂災害の特別警報(レベル5)が出ました。総務省消防庁の第26報(9月7日17時・8月27日からの大雨と台風24号の集計)では緊急安全確保が東京都の3町村で1万621人、避難指示は全国で29万1,334人(うち千葉24万5,340人、東京2,226人)。この特別警報は8日4時にレベル4へ切り替わりましたが、地盤は緩んだままです。福島県いわき市で水没した車から見つかった60代の女性は、搬送先で死亡が確認されたと報じられています(時事通信)。第26報の時点では「傷病程度及び災害との関連調査中」で、死者には計上されていません。気象庁は8日4時17分、東海地方で線状降水帯のおそれがあると発表。避難や交通の情報は自治体と気象庁の発表をご確認ください。
- 別の災害/令和8年熊本地震は消防庁 第63報(8月31日17時)で死者38人、令和8年8月千葉豪雨は第19報(同日)で死者13人・行方不明1人。阿蘇山は第2報(9月1日16時)で噴火警戒レベル2。今朝の時点で続報なし。
1,378円高という見出しより、私は「値上がりは4割」の1行が気になりました。指数が2%上がった日に自分の持ち株が下がっていても、それは読み違えでも運の悪さでもなく、そういう中身の日だったというだけのことだと思っています。指数は、その日みんながどうだったかの平均点ではありません。今日は8時50分に4〜6月期のGDP(国内総生産)の2次速報です。
📊 9月7日の総括
一次資料はそのまま出所とし、ほかは原則2つ以上で照合。この記事の計算=下げ幅2,191円08銭・戻し2,185円36銭・差の5円72銭・NT倍率16.09と15.85・上昇率の約3.9倍は、終値から計算。1つでしか確認できなかったもの=銘柄の騰落比率、米マイクロンの増産、約半年ぶりの水準、いわき市の件。祝日の薄商いが値動きを増幅したという見方は、配信元に到達できておらず出所を名指ししていません。
- 災害=総務省消防庁 第26報(9月7日17時・気象庁情報を含む)・第63報・第19報・阿蘇山第2報/気象庁 防災情報XML/時事通信
- 日本株=日本経済新聞/松井証券/Yahoo!ファイナンス/財経新聞(フィスコ配信)
- 米国株・為替・商品=日米の財務省/NYSE/日本経済新聞/共同通信/Yahoo! Finance/DZH/みんかぶFX
- 今日の予定=内閣府経済社会総合研究所
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。日本株は9月7日(月)、米国株と米国債は9月4日(金)の終値(米国債は米財務省)。為替は9月8日朝6時前後の値です。商品は9月4日の終値。災害の情報は続報により変わります。


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