投資を始めたばかりの頃、「投資信託とETFってどう違うの?」と疑問に思ったこと、ありませんか?
私自身、最初にこの2つの言葉を見たとき、正直「どっちも同じようなものじゃないの?」とスルーしてしまいました。ですが少しずつ学んでいくうちに、「あ、こんなに違うんだ」と感じるポイントがいくつも見えてきたんです。
このブログでは、私が初心者だった頃に「こうやって教えてほしかったな」と思えるような視点で、投資信託とETFの違いをやさしくお伝えしていきます。
難しい専門用語はできるだけ使わず、できる限りリアルな実体験を交えて説明していきますので、これから投資を始めたい方や、違いがわからずモヤモヤしていた方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
第1章:そもそも「投資信託」と「ETF」って何?
💡まずはざっくり言うと…
どちらも「プロがまとめて運用してくれる投資商品」だということは共通しています。
つまり、自分で個別株を選ばなくても、いろんな会社にバランスよく投資できる商品です。
私が初めてこのことを知ったとき、「えっ、そんな便利な仕組みがあるの?」と感動しました。
しかも1万円以下から気軽に始められるなんて、ハードルがグッと下がりますよね。
📦 投資信託とは?
銀行や証券会社などを通して申し込むと、プロの運用会社があなたの代わりに投資してくれる商品です。
- 毎日1回決まったタイミングで価格(=基準価額)が決まる
- 基本的に「注文してから買い付け」される仕組みなので、リアルタイムではない
- 積立NISAなどでもおなじみ
たとえるなら「おまかせパック」のような存在。
運用も購入も、手間がかからずにコツコツ続けやすいのが特徴です。
📊 ETFとは?
ETFは「上場投資信託」と呼ばれ、株と同じようにリアルタイムで価格が変動する投資商品です。
証券取引所に上場しているため、売買は株式と同じ感覚でできます。
- 株のようにリアルタイムで売買できる
- 証券会社の株式取引画面から注文できる
- 手数料が比較的安いものが多い
こちらは「自分で買うタイミングを選びたい」「ちょっと投資をコントロールしたい」という人に向いています。
私自身、最初はETFの画面を見て「株と同じ?なんか難しそう…」と感じていましたが、慣れてくると意外とシンプルです。
第2章:投資信託とETFの違いを比較してみた
最初は「どっちも分散投資ができるって同じじゃないの?」と思っていた私ですが、実際に使ってみるといろいろな違いに気づきました。
一言でいえば、「自動でおまかせ」か「自分で操作」かの違いが大きいです。
以下にわかりやすく表で整理してみました👇
比較項目 | 投資信託 | ETF |
---|---|---|
売買方法 | 証券会社や銀行で申込(リアルタイムではない) | 株のようにリアルタイムで売買 |
価格の決まり方 | 1日1回の「基準価額」で決定 | 市場での「時価」で変動 |
購入タイミング | 指定した金額をもとに後から買い付け | 自分でタイミングを見て指値・成行注文 |
積立のしやすさ | ◎ 積立設定が簡単(楽天証券やSBI証券などで人気) | △ 自動積立には少し設定が必要(最近は改善されてきた) |
手数料 | 一部に信託報酬が高めの商品もあり | 一般的に手数料は安い傾向 |
最小購入金額 | 100円から買える商品もあり | 数千円〜数万円程度(1口単位) |
新NISA対応枠 | つみたて投資枠・成長投資枠ともに多数の商品が対象 | つみたて投資枠・成長投資枠ともに条件を満たす商品が対象(数は少なめ) |
💬使ってみた実感として…
投資信託は「とにかく簡単に始めたい人」にピッタリ。
ほぼ放置でOKなので、投資に時間や手間をかけたくない人にも向いています。私も最初の1年は投資信託オンリーでした。
一方で、ETFは「ちょっと慣れてきた人」や「売買のタイミングも見て動かしたい人」向け。
例えば「午前中に買って午後にちょっと上がったから売る」みたいな使い方もできるので、少し株式取引に近い感覚です。
第3章:実際に使って感じた!投資信託とETFのリアルな違い
正直な話、私は最初に「ETFって名前からして難しそう」と思ってしまって、完全に投資信託から入りました。
NISAの積立設定も簡単だし、「これなら私にもできるかも」と思えたのがきっかけです。
ですが、投資に少しずつ慣れていくうちに、「ETFって実際どうなんだろう?」と気になり始めて、ちょっとだけ手を出してみたんです。
その結果、「なるほど、こういう違いがあるんだな〜」と、感覚的にハッキリ見えてきました。
📘 投資信託は“おまかせ”にピッタリ
- 決まった日に自動で積立できる
- 価格も自分で見に行かなくていい
- つみたてNISAとの相性がとても良い
とにかく“手間をかけたくない派”にはこれ以上ないくらいラクです。
私も仕事が忙しいときは「何も考えずに放っておける安心感」がありがたくて、ずっと投資信託だけ使っていました。
📈 ETFは“少し操作したい人”向け
- 株みたいにタイミングを見て売買できる
- 手数料が安い商品も多い
- 画面上で値動きが見えるから「今買おうかな」と判断しやすい
ただし、「朝に注文→すぐ買える」という感覚は新鮮だけど、逆に“考えすぎて買えなくなる”という落とし穴もありました。
実際、私も「もう少し下がったら買おう」と思ってるうちにグングン上がって、「あの時買っておけばよかった…!」と何度思ったことか…。
🧭 それぞれの向き・不向きまとめ
投資タイプ | 向いている人の特徴 |
---|---|
投資信託 | ・投資は自動でコツコツ続けたい人 ・あまり相場を気にせず運用したい人 ・長期投資がメインの人 |
ETF | ・自分で売買タイミングを判断したい人 ・少しでもコストを抑えたい人 ・株のような投資にも興味がある人 |
つまり、「どっちが正解」というよりも、「自分に合うスタイル」が大事なんだと、今ならよくわかります。
私は、最初は投資信託だけで十分だったし、今でも積立のメインは投資信託です。でも、ETFは“ちょっと慣れてから使うスパイス”のような存在として、今ではうまく使い分けています。
第4章:どっちが初心者におすすめ?私の結論
結論から言うと──
初心者には、まず「投資信託」から始めるのがおすすめです。
理由はとてもシンプルで、始めやすくて、続けやすいから。
実際に私も、最初の1〜2年はずっと投資信託だけでコツコツ積立していました。
✅ 投資信託は、まさに“投資の入門編”
- 100円からでも始められる
- 自動で積立できるから放っておける
- 画面もシンプルでわかりやすい
特につみたてNISAとの相性がバツグンで、「気づいたらちょっとずつ資産が増えてる」という感覚が持てるのが嬉しいポイントです。
「お金のことが得意じゃない私でもできた」という成功体験が、すごく大きな安心感につながりました。
👣 ETFは、慣れてきてからの“次の一歩”に
ETFにも魅力はたくさんあります。
特に、値動きのリアルさは、実際に触れてみると面白いです。
ただ、初心者のうちは「値段が毎秒動く」というだけでもちょっと緊張しますし、
「今買うべき?」「もうちょっと待つ?」みたいな迷いが出やすくなるんですよね。
私も最初はタイミングが怖くて、なかなか買えませんでした(笑)
だからこそ、ETFは“少し慣れてきたら挑戦してみる”くらいでOKです。
💬 もし過去の自分にひと言アドバイスできるなら…
「迷ったら、まずは投資信託でいいよ」って伝えたいです。
投資って“すぐに正解を求めたくなる”けど、
続けながら学んで、少しずつ自分のスタイルが見つかるものなんだと、私は感じています。
ETFも投資信託も、どちらもすごく良いツールです。
だからこそ、焦らず“自分に合う方法”を見つけていけばいいと思います。
第5章:まとめ|まずは“わかる”ことから始めよう
「投資信託とETF、どっちを選べばいいの?」
──そんな疑問に、少しでも答えられていたら嬉しいです。
正直、私自身もはじめの頃は「名前が違うだけで、そんなに変わらないんじゃないの?」と思っていました。
でも、実際に使ってみて初めて、買い方の違いや向き不向きの感覚がわかってきたんです。
💡 最初は“正解を探す”よりも“慣れること”が大切
どちらを選んでも、大きな失敗にはつながりません。
それよりも、自分で調べて、考えて、選んでみた経験こそが財産になります。
そして、もし迷ったら──
- 「ラクに続けたい」なら、まずは投資信託から
- 「ちょっと挑戦してみたい」なら、ETFも視野に
そんなふうに、自分のペースで選んで大丈夫です。
✨ “わかる”が増えると、“続けたくなる”
投資は「お金の勉強」ではありますが、
私にとっては「未来の自分をちょっと大事にする行動」でもあります。
このブログを読んでくださったあなたが、
「なんだか投資がちょっと身近に感じられた」と思ってくれたなら、それだけで本当に嬉しいです。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
「投資って難しそう…」と感じていた方に、少しでも「自分にもできるかも」と思ってもらえたなら、すごく嬉しいです。
これからも、誰かの不安が少しでも軽くなるような記事を増やしていけたらと思っています。
また別の記事でも、お会いできたら嬉しいです!
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