SOX指数とは?世界の半導体株の「体温計」をやさしく図解

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ECONOMIC TERMS DICTIONARY

SOX指数PHLX Semiconductor Sector Index

米国に上場する主要な半導体関連銘柄をまとめた株価指数。世界の半導体株の“体温計”として使われます

💡 3行でいうと

  • 米国に上場する主要な半導体関連銘柄をまとめた株価指数です。世界の半導体株がいま元気かどうかを測る“体温計”として使われます。
  • 日本のアドバンテストや東京エレクトロンはSOX指数と連動しやすいため、多くの投資家が朝いちばんに“前の晩のSOX”を確認します。
  • 日経平均は半導体関連の影響が大きいので、SOXが崩れると日経平均そのものが振り回されます。

🔌 たとえ話

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半導体は「産業のコメ」と呼ばれます。スマホにも車にもAIのデータセンターにも入っている、いわば現代の必需品です。その半導体をつくる会社の株を、アメリカ市場からまとめて拾い上げて指数にしたものがSOX指数です。世界中の半導体メーカーの調子をひとまとめにした通信簿、あるいは体温計だと思ってください。日本の投資家がなぜこれを見るかというと、東京市場が開く前の晩に、アメリカで先に“答え合わせ”が終わっているからです。

実際、2026年7月16日がまさにその日でした。前の晩(7月15日)の米国市場は、株価指数そのものは上がったのに、半導体株だけが売られていた。その空気が翌朝の東京にそのまま伝染して、アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで日経平均を約788円押し下げ、日経平均は1,915円安の急落になりました。しかも台湾のTSMCは純利益が前年同期比+77%の過去最高益。それでも半導体は買われませんでした。数字が良いかどうかより、“期待をさらに超えられるか”を市場が見ていた、ということです。

📊 ちいさな図解

前の晩のSOXが、翌朝の東京に効く 米国 · SOX指数 主要な半導体株の集まりここが下がると… 翌朝の東京市場 アドバンテスト東京エレクトロンが連動しやすい 一晩で 伝染

※2026年7月16日は、前日15日の米国で半導体株が売られた流れを引き継ぎ、アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで日経平均を約788円押し下げました(日経平均は1,915円97銭安の6万6,835円54銭)。

⚠️ よくある勘違い

半導体そのものの“値段”の指数ではない

SOX指数が示すのは半導体メーカーなどの株価です。半導体チップの販売価格を表す指数ではありません。

シリコンサイクルとは別物

シリコンサイクルは半導体の需給の波(実体経済の話)。SOX指数は半導体株の株価(市場の評価)です。実体が良くても株価が下がる日はあります。

SOXが下がった=業績が悪い、ではない

2026年7月16日のように、TSMCが過去最高益を出しても半導体株が売られることがあります。良い決算がすでに株価に入っていると、“それ以上”が出ないかぎり買われません。

SOXを毎朝見れば勝てる、ではない

値動きが激しい指数なので、短期の上下を追いかけると振り回されます。積立を続けている人が、前の晩のSOXを理由に積立をやめる理由にはなりません。

※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。