シリコンサイクルとは?半導体業界の好不況の波をやさしく図解

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ECONOMIC TERMS DICTIONARY

シリコンサイクルSilicon Cycle

半導体の需要と供給が数年周期で好況と不況を繰り返す、業界特有の大きな波

💡 3行でいうと

  • 半導体の需要と供給が、おおむね3〜4年の周期で好況と不況を繰り返す波のことです。
  • 需要増→各社いっせいに増産→設備完成のころには供給過剰→値崩れ・在庫調整、を繰り返します。
  • この循環があるぶん、半導体株は値動きが大きくなりやすい性質があります。

🎢 たとえ話

🎢

タピオカブームを思い出してください。行列ができる→みんなが店を出す→店が完成したころにはブームが一段落→供給過剰で閉店ラッシュ。半導体も似ていて、工場(ファブ)の建設には何年もかかるため、「作ろう」と決めてから完成するまでに需要の景色が変わってしまうんです。これがシリコンサイクルの正体です。

半導体株が「好調なときは派手に上がるのに、転換点では急に売られる」のはこの波のせい。ニュースで「在庫調整」「メモリ価格の下落」という言葉が出始めたら、サイクルの下り坂が意識されているサインです。逆に「在庫が掃けた」「価格が底打ち」は上り坂への転換の合図として注目されます。

📊 ちいさな図解

増産の決断と完成のズレが、波を生む 上り坂(好況) 需要が増える価格が上がる各社が増産を決断 下り坂(調整) 工場完成で供給急増需要は一巡値崩れ・在庫過剰

※周期の長さは一定ではなく、AIなど新しい需要で波の形が変わることもあります。

⚠️ よくある勘違い

半導体株が下がる=業界の終わり、ではない

サイクルの調整局面はこれまで何度も繰り返されてきた、業界の体質のようなものです。

周期はきっかり3〜4年ではない

あくまで目安です。需要構造の変化(AI・スマホ・車載など)で波の長さや振れ幅は変わります。

すべての半導体企業が同じ波に乗るわけではない

メモリは波が大きい、装置は受注残で遅れて動くなど、分野ごとに波の出方が違います。

※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。