ECONOMIC TERMS DICTIONARY
シリコンサイクルSilicon Cycle
半導体の需要と供給が数年周期で好況と不況を繰り返す、業界特有の大きな波
💡 3行でいうと
- 半導体の需要と供給が、おおむね3〜4年の周期で好況と不況を繰り返す波のことです。
- 需要増→各社いっせいに増産→設備完成のころには供給過剰→値崩れ・在庫調整、を繰り返します。
- この循環があるぶん、半導体株は値動きが大きくなりやすい性質があります。
🎢 たとえ話
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タピオカブームを思い出してください。行列ができる→みんなが店を出す→店が完成したころにはブームが一段落→供給過剰で閉店ラッシュ。半導体も似ていて、工場(ファブ)の建設には何年もかかるため、「作ろう」と決めてから完成するまでに需要の景色が変わってしまうんです。これがシリコンサイクルの正体です。
半導体株が「好調なときは派手に上がるのに、転換点では急に売られる」のはこの波のせい。ニュースで「在庫調整」「メモリ価格の下落」という言葉が出始めたら、サイクルの下り坂が意識されているサインです。逆に「在庫が掃けた」「価格が底打ち」は上り坂への転換の合図として注目されます。
📊 ちいさな図解
※周期の長さは一定ではなく、AIなど新しい需要で波の形が変わることもあります。
📰 ニュースでどう使われた?
2026/06/24の記事で登場半導体株の急落が日経平均を押し下げた日の記事で、業界特有の波として登場しました →
⚠️ よくある勘違い
半導体株が下がる=業界の終わり、ではない
サイクルの調整局面はこれまで何度も繰り返されてきた、業界の体質のようなものです。
周期はきっかり3〜4年ではない
あくまで目安です。需要構造の変化(AI・スマホ・車載など)で波の長さや振れ幅は変わります。
すべての半導体企業が同じ波に乗るわけではない
メモリは波が大きい、装置は受注残で遅れて動くなど、分野ごとに波の出方が違います。
🔗 関連用語
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