ECONOMIC TERMS DICTIONARY
往って来い(いってこい)Round Trip
大きく上げ下げした結果、結局元の水準近くまで戻ってくる相場のことわざ
💡 3行でいうと
- 相場が大きく上がる・下がるを繰り返した結果、結局元の水準近くまで戻ってくることを指す相場のことわざです。
- 途中の値動きがどれだけ激しくても、期間の始めと終わりで見ればほとんど動いていない状態です。
- 1日の中でも、1週間・1か月単位でも使われる昔ながらの相場用語です。
🪃 たとえ話
🪃
ブーメランを思いっきり投げると、遠くまで飛んでいって、ぐるっと回って手元に戻ってきます。相場の「往って来い」はまさにこれ。朝方に大きく上がって「今日はすごい日だ!」と思ったら、午後に売られて結局前日終値あたりで着地——チャートだけ見ると平穏なのに、乗っていた人は大冒険、という一日です。
週単位でも使います。「今週の日経平均は乱高下したが、週間では往って来いだった」という具合です。教訓めいたことを言えば、往って来いの激しい値動きに途中から飛び乗ると、行きも帰りも両方で振り回されがち。お金バイバイマンのような積立派には「途中の大冒険は眺めておけばいい」という、ちょっと安心できることわざでもあります。
📊 ちいさな図解
※「往って来い」は結果を表す言葉で、そうなると事前に予測できるわけではありません。
⚠️ よくある勘違い
「損も得もない」わけではない
指数は元に戻っても、途中で売買した人には損益が発生しています。
予測の言葉ではない
終わってみて「往って来いだった」と分かる、結果を表現することわざです。
戻ったから安心、でもない
激しい往復はボラティリティ(変動の大きさ)が高い証拠。次も大きく動きやすい地合いのサインです。
※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
