GDP(国内総生産)とは?国の経済の規模を測るものさしをやさしく図解

← 経済用語辞典にもどる

ECONOMIC TERMS DICTIONARY

GDP(国内総生産)Gross Domestic Product

国の中で1年間に新しく生み出された「儲け(付加価値)」の合計=経済の規模のものさし

💡 3行でいうと

  • 一定期間に国内で新しく生み出された付加価値の合計です。
  • 消費+投資+政府支出+純輸出」で計算され、その国の経済の規模を測る最も基本的な統計です。
  • 前の期と比べて伸びていれば景気拡大、縮んでいれば景気後退のサインになります。

🏭 たとえ話

🏭

町のパン屋さん全部が1年で売った“パンの金額”ではありません。売上から小麦粉代などの仕入れを引いた“新しく生んだ儲け”の合計、が近いイメージです。材料の値段まで二重に数えないよう、各段階で“付け足された価値”だけを足していきます。それを国全体でやったのがGDPです。

GDPは国の成績表。ただし数字が出そろってからの発表なので少し遅く、相場は速報値や改定値のたびに反応します。お金バイバイマンは、GDP単体より「予想とズレたか」を見るようにしています。

📊 ちいさな図解

前の期と比べて増えたか減ったかで、景気の向きが分かる GDPプラス成長 生み出した価値が増加→ 景気は拡大企業も家計も上向き GDPマイナス成長 生み出した価値が減少→ 景気は後退2期連続だと不況とも

※景気の判断はGDP以外の指標も合わせて総合的に行われます。

⚠️ よくある勘違い

売上の合計ではない

仕入れなどを差し引いた「付加価値」の合計です。二重計算を避けるための考え方です。

GDPが大きい=国民が豊か、とは限らない

人口が多ければ総額は大きくなります。1人あたりGDPで見ると印象が変わります。

発表は“遅れて”くる

速報→改定と修正されるため、いまの景気を映すには時間差があります。

🔗 関連用語

※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。