FF金利(フェデラル・ファンド金利)Federal Funds Rate
アメリカの中央銀行FRBが決める「政策金利」。世界中の金利・為替の出発点になる数字
💡 3行でいうと
- アメリカの中央銀行FRBが会合(FOMC)で決める「政策金利」のことです。
- 米国の銀行同士がごく短い期間(翌日返すオーバーナイト)でお金を貸し借りするときの金利で、FRBが誘導目標を決めます。
- 世界中の金利・為替・株価の出発点になるため、もっとも注目される数字のひとつです(2026年7月時点は3.50〜3.75%)。
🏦 たとえ話
FF金利は、いわば「アメリカ経済のアクセルとブレーキ」です。景気が過熱して物価が上がりすぎたら金利を上げてブレーキを踏み、景気が冷えたら金利を下げてアクセルを踏む。FRB(連邦準備制度理事会)が年8回のFOMCという会合で、この金利をどうするかを話し合って決めます。日本でいえば、日銀が決める「政策金利」の“アメリカ版”だと思ってください。
そして、このアメリカの金利がなぜ日本の私たちにも関係するかというと——金利の高いドルにお金が集まりやすくなり、日米の金利差を通じて円安・ドル高が進みやすくなるからです。円が安くなれば、輸入する食品やエネルギーの値段に効いてきます。だから「来週のFOMCでFF金利は据え置きか、利上げか」というニュースは、遠い国の話のようでいて、実は私たちの家計ともつながっているのです。
📊 ちいさな図解
※実際にはインフレ・雇用・景気など多くのデータを見て決められます。日本の「政策金利(無担保コールレート翌日物)」のアメリカ版にあたります。
📰 ニュースでどう使われた?
2026/07/21の記事で登場来週のFOMCを控えた今週の予定版の記事で、政策金利の行方が焦点として登場しました →
⚠️ よくある勘違い
「エフエフ」は会社名ではない
Federal Funds(連邦資金)の略で、米国の銀行がFRBに預ける準備預金をやり取りする市場に由来する名前です。
1つの固定値ではなく「幅(レンジ)」で示される
FRBは『3.50〜3.75%』のように、ふつう0.25%幅の誘導目標レンジで示します。
日本の政策金利とは別物
FF金利はアメリカの政策金利。日銀が決める日本の政策金利とは、水準も動きも異なります。
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