平均時給(Average Hourly Earnings)とは?賃金インフレの体温計をやさしく図解

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ECONOMIC TERMS DICTIONARY

平均時給Average Hourly Earnings

雇用統計と同時に出る「働く人の1時間あたり賃金」。賃金インフレの体温計

💡 3行でいうと

  • 米雇用統計と同時に発表される、働く人の1時間あたり賃金の平均です。
  • 雇用の「量」を示すNFPと合わせ、賃金という「値段」を見る“3点セット”の一角です。
  • 賃金の伸びは物価に波及しやすく、FRBが「賃金インフレの体温計」として重視します。

⏰ たとえ話

雇用統計では「何人採用されたか(NFP)」に目が行きがちですが、平均時給は「その人たちがいくらもらっているか」を見る数字です。時給がぐんぐん上がると、企業のコストが増えて商品の値段に転嫁され、「賃金が上がる→物価が上がる→また賃金が…」というインフレの連鎖が起きやすくなります。

だから平均時給は、強すぎると「利上げ警戒」、弱すぎると「景気の心配」につながる、なかなかの曲者です。お金バイバイマンは、雇用統計を見るとき「人数(NFP)」と「時給」をいつもセットで確認します。

📊 ちいさな図解

賃金の伸びは、強すぎても弱すぎても相場が身構える 時給が強すぎる 賃金インフレの懸念物価に波及しやすい→ 利上げ圧力 時給が弱すぎる 賃金が伸び悩む景気減速の心配→ 株の重しにも

※実際の相場反応は、NFPや失業率など他の数字とも合わせて決まります。

⚠️ よくある勘違い

時給が上がる=喜ばしい、だけではない

上がりすぎるとインフレ警戒で利上げにつながり、株には逆風になることがあります。

単体では意味を持ちにくい

雇用者数(NFP)や失業率と合わせて初めて評価できる数字です。

額面の時給と“実質”は別

物価の伸びに負けていれば、時給が上がっても購買力は増えません(実質賃金の話)。

※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。