ECONOMIC TERMS DICTIONARY
JOLTS(求人・労働異動調査)Job Openings and Labor Turnover Survey
米労働省が毎月公表する求人・労働異動調査。「求人の貼り紙の数」で労働市場を測る
💡 3行でいうと
- 米労働省が毎月公表する求人・労働異動調査(Job Openings and Labor Turnover Survey)です。
- 企業が出している求人件数のほか、採用者数や自己都合の離職者数まで分かります。
- 雇用統計が「結果(雇われた人数)」なら、JOLTSは「需要(人を探している数)」を映します。
🪧 たとえ話
🪧
街を歩いていて「アルバイト募集」の貼り紙がやたら多い時期ってありますよね。あの貼り紙の数を全米で数えているのがJOLTSです。貼り紙が多い=企業が人手不足で困っている=お給料を上げてでも人を採りたい、というわけで、賃金インフレの先行きを占う材料になります。
面白いのは「自分から会社を辞めた人(自己都合の離職)」の数も分かること。辞める人が多いのは「もっといい条件の仕事がすぐ見つかる」と皆が強気な証拠で、実は労働市場の元気さのサインなんです。発表が対象月から1か月以上あとになる点だけ、頭に入れておきましょう。
📊 ちいさな図解
※求人の増減は、雇用統計(NFP)より先に労働市場の変化が表れることがあります。
📰 ニュースでどう使われた?
2026/06/03の記事で登場米労働市場の動向が注目された日の記事で、求人の需要を映すJOLTSを取り上げました →
⚠️ よくある勘違い
雇用統計と同じものではない
雇用統計は「雇われた人数」という結果、JOLTSは「求人」という需要側。見ている面が違います。
数字がすこし古い点に注意
発表は対象月から1か月以上あと。雇用統計より対象月が古いデータです。
離職が多い=悪いニュースとは限らない
自己都合の離職が多いのは、転職先がすぐ見つかる強い労働市場のサインでもあります。
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