ECONOMIC TERMS DICTIONARY
PCE(個人消費支出物価指数)Personal Consumption Expenditures Price Index
FRBがインフレ判断で最も重視する、米国の物価のものさし
💡 3行でいうと
- 米国の個人消費支出にもとづく物価指数で、FRBがインフレ判断の最重要指標としているデータです。
- CPI(消費者物価指数)と並ぶインフレ指標ですが、対象範囲や計算方法が異なります。
- 米商務省BEAが毎月発表し、FRBが2%目標に掲げるのはPCE(総合)、物価の基調を見るうえでは食品・エネルギーを除いたコアPCEが最も重視されます。
🧾 たとえ話
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物価のものさしには、有名なCPIのほかにこのPCEがあります。CPIが「消費者が実際に払った値段」を中心に見るのに対し、PCEは「保険や医療など、本人以外が負担した分」まで幅広く含めて見るのが特徴です。同じ物価でも、測り方の違う2本のものさし、というイメージです。
米国の中央銀行FRBが2%目標に掲げるのはCPIではなくこのPCE。とくに食品・エネルギーを除いたコアPCEを、物価の基調を見るものさしとして最も重視しています。だからお金バイバイマンは、PCEの発表を「FRBが利上げ/利下げをどう考えるか」を占う重要イベントとして注目しています。
📊 ちいさな図解
※FRBの2%目標はPCE(総合)、物価の基調はコアPCE(食品・エネルギー除く)で見ます。
⚠️ よくある勘違い
CPIと同じではない
対象範囲や計算方法が違い、医療・保険など幅広く含むPCEのほうが数値が低めに出やすい傾向があります。
FRBが見るのはCPIではなくPCE
2%目標に掲げるのは総合PCE、基調を見るうえではコアPCEが最も重視されます。いずれもCPIではない点がポイントです。
発表はCPIより少し遅い
同じ月の物価でも、PCEはCPIより後に発表されることが多いです。
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