長期金利(ちょうききんり)Long-term Interest Rate
お金を長く(一般に10年)貸し借りするときの金利。市場で決まり、10年国債の利回りが代表
💡 3行でいうと
- お金を1年より長く(一般に10年)貸し借りするときの金利で、「10年国債の利回り」が代表として使われます。
- 中央銀行が決める「政策金利」(短期)と違い、市場で日々売買されて決まるのが特徴です。
- 景気・物価・国の借金の見通しが強まると上がりやすく、住宅ローンの固定金利などにつながります。
🕰️ たとえ話
金利には「短い金利」と「長い金利」があります。短い金利(政策金利)は中央銀行が“今はこの水準”と決めるもの。長い金利(長期金利)は、10年という長い時間お金を貸すときの利率で、これは中央銀行が決めるのではなく、市場のたくさんの投資家が国債を売買する中で日々決まっていきます。天気でいえば、政策金利が「今日の気温」、長期金利は「これから10年の気候の予想」のようなもの。景気が良くなりそう・物価が上がりそう・国がたくさん借金しそう、という見方が強まると、長期金利は上がります。
2026年7月上旬、日本の長期金利(10年国債利回り)が一時 約2.900%(終値ベースでは約2.875%)と、約30年ぶりの高さをつけました。長く「金利ゼロ」が当たり前だった日本にとっては大きな変化です。長期金利は、住宅ローンの固定金利や、企業がお金を借りるコストに直結するので、株価より地味でも、暮らしに長く効いてきます。
📊 ちいさな図解
※長期金利は市場で日々動きます。中央銀行が政策金利を据え置いても、長期金利は市場の見方で上下します。
⚠️ よくある勘違い
政策金利と同じではない
政策金利は中央銀行が決める短期の金利、長期金利は市場が決める10年などの金利。中央銀行が動かなくても長期金利は動きます。
上がる=すべて悪、ではない
借りる側には負担ですが、預ける側には預金金利が少し上がる恩恵も。両面があります。
固定と変動でつながる金利が違う
住宅ローンの固定金利は長期金利、変動金利は政策金利(短期)に連動しやすい、とざっくり分けて覚えると便利です。
※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
