弱気相場(よわきそうば)Bear Market
値下がりが続く相場のことで、ベアマーケットとも呼びます。一般に、主な株価指数がピークから20%以上下げると弱気相場とみなされます(マネックス証券の用語集)。
💡 3行でいうと
- 相場が高値から20%以上下げた状態を指す目安の言葉です。
- 10%なら調整局面、20%以上なら弱気相場、と呼び分けます。
- 名前は、熊(ベア)が腕を振り下ろす動きにたとえたものです(大和証券の用語解説)。
🐻 たとえ話
体温計で「37.5度を超えたら熱がある」と考える目安に似ています。37.4度と37.6度で、体の中が急に変わるわけではありません。
それでも線を決めておくと、「今日はしんどい」を数字で言いあらわせます。
弱気相場の20%も同じで、線を越えた日に何かが起きるわけではありません。「どのくらい下げたのか」を言葉にそろえるための目安です。
📊 ちいさな図解
※2026年6月25日の終値72,366.34円を基準に、11月6日の終値57,434.77円で計算しています(日経平均公式データから計算)。
🧭 どうやって読む?
まず「どの高値から」を確かめる
下落率は、基準にする高値で変わります。終値の最高値か、取引時間中の高値か、いつの高値か。この図は6月25日の終値の最高値を基準にしています。
指数ごとに位置がちがう
同じ11月6日でも、ナスダック総合は10月6日の最高値から約10.9%下で、S&P500は約5.7%下でした(最高値はFRED、11月6日の終値はMINKABU PRESS・Yahoo Financeの値から計算)。この3つの中では、日経平均だけが20%の線を越えています。
呼び名は先を教えない
20%を越えた日が下げの途中なのか、底に近いのかは、その時点ではわかりません。呼び名は今いる位置を示すだけで、この先の動きを教えてくれるものではありません。
⚠️ よくある勘違い
公式な決まりがあるわけではない
20%という線は、法律や取引所の規則で決まったものではありません。市場で広く使われている目安です。
「弱気相場=景気後退」ではない
弱気相場は株価の下がり方を表す言葉で、景気そのものの判定ではありません。景気後退かどうかは、生産や雇用などの統計で別に判断されます。
20%ちょうどで止まるわけではない
20%は区切りの目安で、下げが止まる場所の目安ではありません。その先も動き続けることがあります。
🔗 関連用語
※本ページは用語の解説であり、特定の銘柄や商品、投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
