「一生懸命やっているのに、全然評価されない」
「成果を出しても、上司のひいきでチャンスが回ってこない」
そんなふうに思ったことはありませんか?
僕もかつて、ただただ頑張って空回りしていた時期がありました。
社会人としてまず貢献することは大切。
でも、それを正しく評価してくれない会社があるのも事実です。
今回は、「それって本当に自分のせい?」と会社を疑ってみることも必要だという話を、僕の実体験を交えてお伝えします。
1. 評価されないのは、自分のせいだと思い込んでいた
新入社員の頃、僕はとにかく真面目に、まっすぐに働いていました。
ミスをしないように気を張って、誰よりも早く出社して、報連相も欠かさず。
でも、なぜか評価されないんです。
逆に、目立つ成果をあげていなくても、上司と飲みに行ってる先輩は高評価。
そんな理不尽な場面にモヤモヤしながらも、
「まだまだ自分の努力が足りないだけ」
と、ずっと自分を責めていました。
2. でもあるとき、ふと気づいた違和感
ある日、同僚と話していたとき、こんな言葉を聞きました。
「ウチの課長に気に入られるかどうかが、昇進のカギらしいよ」
一瞬、耳を疑いました。
でもよく見渡すと、確かに「仕事よりも人間関係」で評価が決まってる場面が多すぎる。
「評価=実力」ではない現実を目の当たりにして、
「あれ、自分が報われないのって、自分のせいじゃなくない?」
と初めて疑問を持つようになりました。
3. 頑張っても報われない職場は、実在する
理想を言えば、すべての会社が公平で、努力が正しく報われる環境であってほしい。
でも実際には、
- 評価制度が形だけのものになっている
- 上司の主観や「気に入られてるかどうか」が反映される
- 年功序列が根強く残っている
そんな会社も、残念ながら存在します。
僕がいた会社も、評価シートは存在していても、
実際には「上司の印象」で数字が決まっていました。
いくら努力しても、響かない場所にいたんです。
4. 自分を責める前に、会社の仕組みを疑ってみる
もし今あなたが、「頑張っても報われない」と悩んでいるなら、
まずは自分を責める前に、会社の評価制度や文化を疑ってみてほしいです。
- 誰がどのように評価しているのか?
- 実力が認められている人はどんな働き方をしているのか?
- 評価されている人に共通点はあるか?
これを一歩引いて見てみると、
「環境の問題だったのかも」と気づけることがあります。
5. 評価してくれる場所は、きっとどこかにある
僕は最終的に、転職を選びました。
今の職場では、数字や結果を見てくれる人がいて、
地道な努力に対してちゃんと評価をしてくれます。
もちろんどんな職場でも完璧ではありません。
でも、頑張ることが無意味じゃない場所に移ったことで、心の疲れがなくなりました。
副業やブログを通じて「読者からのありがとう」がもらえたときも、
「自分の頑張りって、誰かの役に立ってるんだな」と実感しました。
6. まとめ:「報われなさ」を感じたら、それは変わるサインかもしれない
「評価されたい」と思うのは当たり前の感情です。
でも、何をしても報われないと感じたときは、変わるタイミングかもしれません。
頑張っても苦しいだけなら、いったん立ち止まってもいい。
そして、こう問いかけてみてください。
「それ、本当に“自分のせい”ですか?」
あなたの頑張りをちゃんと見てくれる場所は、きっとあります。
自分を大切にするためにも、「会社を疑う」という視点を持ってみてください。
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