騰落レシオとは?計算のしかたと120%・70%の目安をやさしく図解

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ECONOMIC TERMS DICTIONARY

騰落レシオ(とうらくレシオ)Advance-Decline Ratio

値上がりした銘柄の数を、値下がりした銘柄の数で割って、%で表した数字です。日経平均やTOPIXのような「値段の指数」とはちがい、上がった株と下がった株の数から、今後の相場の目安にしようとするものです。

💡 3行でいうと

  • 値上がり銘柄数 ÷ 値下がり銘柄数 × 100。同じ数なら100%です。
  • 一般的には25日間の合計どうしで割ります(東海東京証券の用語集)。1日だけだと数字が大きく振れやすいので、期間をならして見るのがふつうです。
  • 120%台は相場が高値で荒れやすく、70%台は底入れが近いと言われます(同)。ただの目安で、当たるとはかぎりません。

🏬 たとえ話

🏬

100軒のお店がならぶ商店街を思い浮かべてください。毎晩、前の日より売上が増えたお店と、減ったお店を数えます。大きなデパートも小さな八百屋さんも、1軒は1軒です。

1日だけだと、雨の日や特売の日で数がぶれます。そこで25日分をためて、「増えたお店の延べ数」を「減ったお店の延べ数」で割り、100をかけます。これが騰落レシオの考え方です。

商店街の売上の合計(株価指数)は、デパート1軒の大きな売上で動くこともあります。でも騰落レシオは、前の日より売上が増えたお店がどれだけ多いかを見ています。

📊 ちいさな図解

2026年10月13日の東証プライム(1日分) 値上がり銘柄数 1,140 値下がり銘柄数 380 1日分だけで割ると 1,140 ÷ 380 × 100 = 300% (ふつうは25日間の合計どうしで割ります) 70%台 底入れの目安 100%=同じ数 120%台 高値波乱の目安 目安は一般的な言われ方(東海東京証券の用語集)。当たるとはかぎりません 銘柄数はMINKABU PRESSの大引けの集計(変わらず32銘柄は計算に入れない)

※2026年10月13日、日経平均は前の営業日より1,253.40円安い67,777.52円でした。同じ日の東証プライムは値上がり1,140銘柄、値下がり380銘柄(MINKABU PRESS)。日経平均が大きく下げた日でも、値上がりした銘柄のほうが多かった例です。

🧭 どう使われている?

期間は25日がよく使われます

東海東京証券の用語集は「一般的には25日間」の合計どうしで割るとしています。楽天証券のコラムでは、毎日の騰落レシオを過去25営業日分ならべて平均する説明もあります。どちらの方法かで数字が変わることがあります。

⚠️ よくある勘違い

120%を超えたら、すぐに下がるわけではありません

この目安は一般的な言われ方です。数字が目安を超えたまま、相場がしばらく同じ向きに進むこともあります。

大きな会社の動きは映りにくい

1社を1と数えるので、小型株の影響を受けやすく、大型株中心の上げでは数字が上がりにくいとされます(楽天証券)。

1日だけの数字で判断しない

上の図の300%は、1日分だけで割った値です。ふだん見る25日の騰落レシオとは別物です。

※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。