さくらレポート(地域経済報告)Regional Economic Report
日本銀行が全国を9つの地域に分け、各地の支店などが集めた景気の情報をまとめた報告です。正式な名前は「地域経済報告」。年4回、支店長会議の日に公表され、地域ごとの景気の判断と、前回からの変化がわかります。
💡 3行でいうと
- 日銀は「本日開催の支店長会議に向けて収集された情報をもとに、支店等地域経済担当部署からの報告を集約したもの」と説明しています(日本銀行)。
- 1月・4月・7月・10月の年4回出ます(日本銀行のレポート一覧で、このページで数えたもの)。
- 北海道、東北、北陸、関東甲信越、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の9地域ごとに景気の判断が並び、前回からの変化が矢印で示されます(日本銀行)。
🌸 たとえ話
全国にお店があるパン屋さんで、3カ月に1度、各地の店長が集まる会議を思い浮かべてください。
店長はそれぞれ「うちの地域のお客さんの様子」を持ち寄り、本社が9つの地域ごとに一覧表にします。前の会議と比べてよくなり方が強まったのか、変わらないのか、弱まったのかも、矢印で並べます。
全国の売上の合計だけでは見えない「地域ごとの温度」がわかる。この一覧表が、さくらレポートにあたります。
📊 ちいさな図解
※判断の文は短くまとめています。北海道、北陸、関東甲信越、近畿、九州・沖縄の5地域には「一部に弱めの動き」という言葉も付いています。
⚠️ よくある勘違い
上向きの矢印は「景気がいい地域」の印、ではありません
矢印は、前回の判断と比べて改善や悪化の度合いが変わったことを示します(日本銀行)。景気が弱い地域でも、悪化の度合いが弱まれば上向きの矢印になります。
「据え置き」は、文が一字も変わらないという意味ではありません
2026年7月は9地域とも判断が変わりませんでしたが、関東甲信越の文には「中東情勢の影響もあって」という言葉が加わりました(日本銀行)。矢印だけでなく、文の中身や、各地の「企業等の主な声」も読み比べる価値があります。
支店長会議の記録そのもの、ではありません
さくらレポートは会議に向けて集めた情報をまとめたものです。同じ日に、別の資料として「各地域からみた景気の現状(支店長会議における報告)」も公表されます(日本銀行)。
※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
