実需筋と投機筋とは?為替を動かす2種類の参加者をやさしく図解

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ECONOMIC TERMS DICTIONARY

実需筋と投機筋Real Demand / Speculative Flows

為替を売り買いしている人を、目的で2つに分けた言い方。「外貨がいる人」と「値動きで儲けたい人」

💡 3行でいうと

  • 為替を売り買いしている人を、目的で2つに分けた呼び方です。
  • 実需筋は、輸入代金の支払いや海外旅行など実際に外貨が必要で両替する人。値段を選ばず、必要な日に必要な額を買います。
  • 投機筋は、値動きそのものから利益を狙う人。買ったものをあとで売り戻すので、行きと帰りの2回、相場が動きます。

🧳 たとえ話

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空港の両替所を思い浮かべてください。来週から海外出張という人は、レートが今日いくらでも両替します。行かないわけにいかないからです。これが実需筋。いっぽう「今週は円が安くなりそうだから」と買って、思ったとおりになったら売って戻す人がいます。こちらが投機筋です。

違いは「あとで戻すかどうか」。実需筋が買った外貨は支払いに消えていきますが、投機筋が買った外貨はいずれ売り戻されます。だから1日のうちに大きく上がって大きく下がる、という往復が起きます。ニュースで「1日の値幅が1円を超えた」と言われる日は、実際に外貨が要る人の売買だけでは説明が難しい規模、ということです。

📊 ちいさな図解

同じ「ドルを買う」でも、目的がまるで違います 実需筋 外貨が実際に必要値段より期日を優先買った外貨は戻ってこない 投機筋 値動きから利益を狙うタイミングを選ぶあとで反対売買をする

※どちらの売買がどれだけあったかは、事後にも正確には分かりません。「そういう2つの立場がいる」という見取り図として使う言葉です。

⚠️ よくある勘違い

投機筋=悪者、ではありません

売り買いする人がいるから、実需筋は必要なときにすぐ両替できます。相場に厚みを与えている面もあります。

実需筋が動かないわけではありません

輸出入の代金は毎月まとまった金額になります。月末や5・10日(ごとおび)に決済が集まりやすい、という話も昔から言われています。

この2つで相場のすべてを説明はできません

中央銀行や政府の売買、年金など長期の投資家の売買もあります。分類はあくまで見取り図です。

※本ページは用語の解説であり、特定の商品や投資手法をおすすめするものではありません。本サイトの情報は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。